採用通知が来ないのはなぜ?通知が遅れる原因8つと対処法3つを解説

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就職試験を受け、採用結果の合否通知がなかなか来ないといった経験をしたことがある人は多いはずです。そんな時どのように対処したら良いのか通知が送れる8つの原因と共にご紹介します。通知が遅れても焦ることなく冷静に社会人としてマナーを守って対処しましょう。

目次

採用結果の通知方法3つ

就職試験の面接が終わり、採用結果の報告があるまでは何とも落ち着かない気持ちです。就職試験の採用結果は一体どのような形で通知されるのでしょうか。

結果が来ないとドキドキしながら待ちわびる採用結果の通知方法は全部で3つあり、その方法は会社によって違いがあります。

予め通知方法が決まっているところがほとんどなので、面接の際にはどの方法で合否の連絡をもらえるのか、確認しておくとひとつ心配の種が減ります。

採用結果の通知方法1:連絡方法は電話かメールが主流

最近の就職・転職の面接の合否連絡は電話かメールが主流です。

一般的に採用の場合はその後の面接や選考などの話があるので電話が一般的で、合格の報告と同時に次の日程が知らされます。一方で不採用の場合は不採用の連絡のみですので、簡潔にメールによる連絡が多くなります。

就職試験先から電話で連絡があれば、喜んで出るようにすると良いでしょう。

採用結果の通知方法2:郵送での通知は不採用であることが多い

就職試験先からの採用結果の合否連絡は電話もしくはメールが一般的ですが、1次面接に合格した人に2次面接の案内を郵送でするところもあります。現在は比較的レアなケースになっているようですが、電話連絡よりも間違いが少なく、正式な案内として文書が郵送で届くところもあります。

しかし、一般的には郵送での通知は不採用であることが多いことも覚えておきたい現実です。

採用結果の通知方法3:不採用の場合は連絡しないケースもある

採用結果の合否連絡に関して、不採用の場合は連絡の来ないケースもあります。

連絡がこないケースとしては不採用にすることでトラブルになりたくないという理由もありますが、最も多いケースは内定者が辞退した時のキープ要因として候補に挙がっている場合です。

万が一内定者が内定を辞退場合、一度不採用を連絡してしまってからでは相手がどこか別の会社に決めてしまうかもしれず、そのようなリスクを減らすための方法です。

採用通知が送れる原因8つ

採用結果の合否連絡は会社側から目安の日にちが告げられます。しかし、目安はあくまで目安であり、必ずその日に連絡が来るとは限りません。

採用通知が来ない・遅れる要因として8つほど考えられます。色々なケースがあり、そのどのケースに当てはまるかは予測するしかないのですが、知っておくと通知を待っている間もポジティブな気持ちで連絡を待つことができます。

採用結果の合否連絡が遅れる8つの原因を詳しく説明します。

採用通知が遅れる原因1: 応募者が多く選考に時間がかかっている

採用結果の合否連絡が来ない・遅れる原因のひとつめは応募者が多く、選考に時間がかかっているということです。

応募者が多い場合は少数の採用担当者で判断するのにとても時間がかかります。また、想定以上の応募者が集まった場合にも時間がかかるのは当然のことです。

採用担当者が確認した後、部長、社長、取締役など忙しい管理職の確認も必要になるので、実際に採用結果の合否通知を出すまでにはかなりの時間がかかります。

採用通知が遅れる原因2: 採用決定権を持つ社員が複数いるため確認・承認に時間がかかる

採用結果の合否連絡が来ない・遅れる原因の2つめは1でも少し触れましたが、採用決定権を持つ社員が複数いるために確認、承認にとても時間がかかることにあります。

採用担当者が合否を確認した後には当然部長、社長、取締役など忙しい管理職の確認も必要になります。忙しい管理職がすぐに書類を確認できない場合も多々あり、その場合は結果が出ていても最後の確認のところで時間がかかり、結果として受験者への報告が遅れます。

採用通知が遅れる原因3: 採用担当者が多忙

採用結果の合否連絡が来ない・遅れる原因の3つめは採用担当者が多忙であるということです。

採用担当者は採用に関する仕事だけを専門的にしているわけではなく、他にもいろいろな仕事をしなければなりません。例えば就職フェアへの参加、社内での打ち合わせ、労務の業務をしている方もいるでしょう。

採用の時期にもよりますが、他の業務の繁忙期と重なってしまうと、合否が決まってはいても連絡がなかなかできない場合もあります。

採用通知が遅れる原因4: 応募者に合う部署を探している

採用結果の合否連絡が来ない・遅れる原因の4つめとして、応募者に合う部署を探しているという可能性もあります。

募集部署での採用はできなくても、人柄やその人の仕事に対するやる気などが評価されると、採用担当者が他の部署を紹介してくれます。その場合採用を決める前に別部署との話し合いなどが必要になるので通常より時間がかかってしまいます。

応募者は希望部署と違うところに内定が決まった場合、辞退することも可能です。

採用通知が遅れる原因5: 他の採用者の連絡待ち

採用結果の合否連絡が来ない・遅れる原因の5つめとして、他の採用者の連絡待ちということが挙げられます。つまり、補欠合格はしているものの、正規合格者の中で採用を断る人がいなければ合格ではないというポジションです。

補欠合格している場合はひととおり正規の合格者からの連絡がなければ、採用不採用は決定しないわけですから、採用連絡は遅くなることになります。

採用通知が遅れる原因6: 郵送に時間がかかっている

採用結果の合否連絡が来ない・遅れる原因の7つめとして、郵送に時間がかかるという点が挙げられます。

合格通知がメールや電話ではなく、郵送で行われる場合、発送が夜だった場合は回収が翌日となり、1日遅れることになります。また、台風や地震などの災害時や悪天候による郵便機能の停止も考えられます。

さらに、郵便配達中のトラブルなどで遅れる場合もあるので、郵送の場合はある程度気長に待っていることも必要です。

採用通知が遅れる原因7: 不採用者の連絡を後回しにしている

採用通知が来ない・遅れる原因の7つめとして、不採用者の連絡を後回しにしているケースもあります。

合格者から優先的に連絡することが多いので、不合格者には結果的に連絡が遅くなってしまいます。また、合格者の中の辞退者を予測して、補欠合格の人には敢えて参考結果を延ばすのを先延ばしする場合もあります。

このような連絡を後回しにするケースでは面接から2週間経っても連絡がこないということも良くある話です。

採用通知が遅れる原因8: 不採用の連絡をしていない

採用結果の合否連絡が来ない・遅れる8つめの原因として、不採用の連絡を敢えてしていない会社があることも覚えておかなければなりません。

大手企業では応募者が多すぎるため、不採用の場合には連絡をしませんと予告される会社も沢山あります。このようなケースの場合はある程度待っても連絡がこない場合は不採用と考えて諦めることが賢明です。

ただし、5のケースのように補欠合格している場合もあるので注意が必要です。

採用通知が来ないときの対処法3つ

ここまで採用結果の合否連絡の方法と遅れる場合のいくつかのケースをご紹介してきましたが、次に採用通知がなかなか来ない時の対処法をご紹介しましょう。

面接が終わってなかなか採用通知が来ない時には次にどういった行動に移って良いのか困ってしまう場合があります。そんな時に不必要に悩まずに済む具体的な対処法を3つのポイントでご紹介していきます。

採用通知が来ないときの対処法1: 採用担当者から通知時期を提示されている場合はそれまで待つ

採用通知が来ない時の対処法のひとつめとして採用担当者から通知時期を提示されている場合はそれまで静かに待つというのが一般的であり、常識的です。

確かに合否が決まった時点で通知時期の提示よりも早く連絡が来る場合も多々ありますが、明確に通知時期を提示されている場合にはそれまでは静かに待っているのが賢明です。通知時期が提示されているにも関わらず自分から会社に問い合わせるということは避けましょう。

採用通知が来ないときの対処法2: 伝えられた通知時期を過ぎても連絡がなければ問い合わせる

対処法の2つめとして、伝えられた通知時期を過ぎても連絡がなければ会社に問い合わせましょう。

会社に問い合わせする場合の目安は通知提示時期から約2週間後です。

先にも紹介しましたが、選考に時間がかかったり、担当者が忙しかったりして遅れている可能性もあり、通知予定日から数日過ぎたくらいで問いあわせるのは相手に催促をしているようで印象が悪くなります。2週間待って連絡がない場合は問い合わせましょう。

採用通知が来ないときの対処法3: 連絡した場で合否を聞くことは避ける

採用通知が採用通知提示日から2週間経っても来ない場合は会社に問い合わせをしましょう。ただし、この場合連絡したその場で合否を聞くことは避け、通知が来ていない旨のみを伝えるようにします。

万が一不採用だった場合、電話で直接その旨を伝えなければならない相手の心中を考え、またこちら側もその場合冷静な対応ができるとは限りません。

不必要なトラブルを避けるためにも合否をその場で聞くことは避けましょう。

採用担当者に連絡する際の注意点2つ

採用通知が採用通知提示日から2週間経っても来ない場合は会社の採用担当者に問い合わせることになりますが、その際に注意しておきたい点を2つご紹介しておきます。

採用担当者に問い合わせる方法は2つ考えられ、そのひとつはメール、もうひとつは電話です。

どちらで連絡する場合も社会人として最低限のマナーを守って連絡を入れる必要があります。
それぞれの注意ポイントをまとめてご紹介します。

採用担当者に連絡する際の注意点1:メールで連絡する場合

採用結果の連絡通知が2週間経っても来ない場合、採用担当者にメールで連絡する場合の注意点は全部で3つあります。

採用担当者にメールを打つ場合には必ず最後にチェックしておきたい項目で、社会人としての常識的マナーでもあります。

文章は丁寧で簡潔であることに気を付け、最後は3つのポイントを必ずチェックしてから送信するようにしましょう。

採用担当者が対応しやすいのでおすすめ

採用結果の合否連絡が2週間待っても来ない場合の問い合わせ方法としては電話よりも圧倒的にメールがおすすめです。

電話をかける場合、会社についての知識が全くなければ、相手がどんな状況にあるのかわからない状態で電話をかけることになりますし、突然の電話は採用担当者も対応に困るかもしれません。

メールで問い合わせれば、採用担当者は対応しやすく、就活生も無駄な緊張をせずに済むのでぜひメールがおすすめです。

面接日・氏名を伝えて通知時期を聞く

採用結果の合否連絡が2週間待っても来ないで、採用担当者にメールで問い合わせる場合、どのようなメールを送れば良いのでしょう。

基本的な事項として自分の面接日と氏名をしっかりと記します。面接のお礼を伝え、次に合否を直接問い合わせるのではなく、面接の合否の連絡をいつ頃いただけるのかという通知時期を問い合わせます。

最後に相手の状況に配慮し、お忙しいところ恐れ入りますが返信をいただきたい旨を伝えましょう。

誤字・脱字に注意

採用結果の合否連絡が2週間待っても来ない場合には採用担当者にメールで問い合わせるのがおすすめですが、その場合気をつけたいのが誤字脱字です。

変換ミスや脱字がないか送信する前にしっかりとチェックしてから送信しましょう。変換ミスや脱字などは相手に対しての印象を悪くし、問い合わせたことがかえってマイナスになってしまうこともあります。

くれぐれも送信する前に再度チェックを忘れずに行います。

就業時間内にメールする

採用結果の合否連絡が2週間待っても来ない場合には採用担当者にメールで問い合わせるのがおすすめですが、その場合メールの送信は就業時間内の行うのがマナーです。

相手はどのタイミングでメールを開くかはわかりませんが、メールを送信した時間は提示されます。朝早い時間や夜中などに送信したメールは相手の印象を悪くしかねません。あくまで常識的な就業時間内にメールを送信するようにしましょう。

採用担当者に連絡する際の注意点2: 電話で連絡する場合

採用結果の合否連絡が2週間待っても来ない場合には採用担当者に直接問い合わせます。採用担当者への問い合わせ方法としてメールと電話という2つの連絡方法がありますが、ここでは電話で連絡する場合のポイントをご紹介します。

電話は慣れていない場合は緊張もしますし、できればメールで済ませたいところですが、適切なやり取りができれば相手の印象をよくすることも出来ます。

メールを送っても連絡がない場合に電話する

採用結果の合否連絡が2週間待っても来ない場合はまずはメールで担当者に問い合わせます。メールでの問い合わせる際の注意点は上記しましたが、メールでの問い合わせに返信が来ない場合には電話で問い合わせましょう。

電話での問い合わせでは誠実な対応を心掛け、会社に良い印象を与えるよう努めます。メールと同様に面接をした日付と名前、選考に進んでいる職種名をはっきりと告げ、面接の合否について電話をした旨を伝えます。

就業時間内でかつ休憩時間を避ける

採用結果の合否連絡が2週間待っても来ない場合、まずはメールで問い合わせをし、それでも返信が来ない場合は電話で問い合わせをします。

電話での問い合わせで気を付けなければならないのは誠実な対応とはきはきとした受け答えですが、時間帯にも気を配る必要があります。

電話する時間は就業時間内、さらにお昼休みなどの休憩時間はさけるようにします。就業終了時間ぎりぎりや就業開始時間直後というのも避けた方が良いでしょう。

採用通知が来ない場合は連絡しよう

今回は採用通知が来ない場合の理由と対処方法についてご紹介してきました。

採用通知が来ない時には精神的にも焦りが生じ、思わぬ行動に出てしまいがちです。しかし、落ち着いて社会人として最低限のマナーをしっかりとわきまえたうえで対処することが結果的には相手企業にとっても良い印象を与えることになります。

採用通知が来ない時には大人の対応で会社に連絡をしてみましょう。

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